香港の看板・香港の本屋


香港の看板
 香港のイメージは?と聞くと多くの人は二階建てのトラムとトラムの天井すれすれに取り付けられている道いっぱいに張り出したド派手な看板を思い浮かべる人が多いことでしょう。まあ、実際程度の差こそあれ香港島側、九龍半島側ともにメインストリートはたくさんの看板で埋め尽くされていますね。
 あの看板にも2種類あるのはご存知でしょうか?現地係員の人に聞いた話で恐縮ですが右から読むものと左から読むものとがあるようです。日本の場合横書きならば原則左から読みますよね?なぜ2種類あるかというとそのお店がもともと香港に住んでいた人が経営する広東系のお店か台湾からやってきた人のお店かで看板の書き方が違うようです。
 現地の人はまず左から読んで意味がわからないときは右から読む、それでもわからないときはそういう看板だと納得すると言うようなことを行ってました。日本の 「山本山」のような看板が香港にもあるといいのですが・・とも。
 このような道路に張り出した看板は裏通りや細い通りでも見られますが場所柄小さなお店が多いことから看板は小さいですね。へえーと思った看板はたくさんあるのですが「標榜専業髪型設計」って何屋さんかわかりますか?美容院なんですが日本は店名に横文字が多いですよね。こう書かれるとすぐにはわからないですよね。道に張り出した看板ではなく歩道に置かれた看板にも面白いものがありました。香港を観光する日本人を対象にした日本語で書かれた看板と言うのもたくさんあるのですがあまり正確な日本語と言うのは使われないものですね。「トンカツラ定食」「ラーメソ」・・あげればたくさんありますが。
 誰が教えたんでしょうね。

香港の本屋
 海外へ行くと必ず立ち寄るのが現地のスーパーと本屋。一番その国の生活を感じることができる場所ですよね。この旅行中3軒ばかり本屋に立ち寄りましたが雰囲気は日本の本屋と変わらないですね。正規の発売日より少し遅れて日本の雑誌も置かれており日本語の本もたくさんありました。香港に住む日本人も多いからでしょうね。コミックなんかも日本のが多いだろうと探したのですが僕の入った本屋にはコミックが置いて無かったですね。
 道端で雑誌を売っているスタンドなんかでは「クレヨンしんちゃん」とか売られていました。他にはどんな本が売られているのかつらつらと見ていたのですが、平積になっ売れ筋の育児書の類タイトルに「需要誘導的少年」なんていう本もありましたね。なるほどそのままだ・・。
 旅行書のコーナーでは日本旅行のガイド本を何冊か立ち読みしましたがさすがにコピー王国の香港。日本のような綺麗なガイド本を想像するとがっかりしますね。紙質も悪いし本の中で使われている地図などは観光地で配られているパンフレットに付いている地図をそのまま載せてあったり・・・。せめて図中の日本語でかかれたところぐらいは広東語に直せばいいのに・・と思いますね。
 これで満足してるのかな香港の人は・・?

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