自然の生命力屋久島
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屋久島は黒潮を洗うなかに浮かんでおり、登山対象の山がひしめきあっている。海からせりあがる九州最高峰
から滝をつくって海へいっきに落ちる栄養水、垂直分布をなす植物群、海岸線は亜熱帯照葉樹林、中腹から山
頂近くに生殖する巨大屋久杉群。2月中旬になれば山麓では桜の開花もはじまるが、山岳地帯は冬枯れ状態で
ある。3月下旬でも積雪がある場合がある。5月は降水量が一番多い月であり2日に1日は雨である。この時期
になると広葉樹の若芽ゆえに登山者数も最高に達しどの山小屋も登山者であふれる。梅雨時期になると霧の発生
が多くなり好天に恵まれることは少ない。7月中旬ともなれば梅雨明けだが積乱雲が発達し午後になると雷雨に
なることが多くなるので早発が良い。9月は夏であり台風がない限り登山に適している。11月上旬でも秋は遅い。
宿