埼玉県庄和町 常倉神社 日月に烏兎の刻まれた青面金剛
 二月の談話室で大津さんが「月と太陽」に関して講演されまして、その中で野田市三ツ堀の日月に烏と兎を刻む青面金剛を紹介して下さいました。大変珍しいものでMURAhどんも出陣予定でいたのですが、そうこうする内にyamagutiどんから庄和町にも存在するとの情報を戴きました。又「赤提灯2004」で盛り上がっているようにisidaさんから野田の詳細情報書き込み戴きまして、野田と庄和の石工を絡めた関連について興味が湧いております。総会で大津さんとお話しする機会がありましたが、大津さんも現在のところ野田と庄和の二体を確認するに留まっているとの事です。
 スケジュールの関係で未だに出陣予定たっておりませんが、結構皆様を引っ張ってしまっているので、庄和町のものを先に掲載致します。(関連リンク:赤提灯2004はコチラ迄>> 「日月に烏と兎を刻む庚申塔、新情報!地図情報付」
餅つき兎(ガマ蛙は居ません) 三本足の烏
こちらは全体像。中の手が損傷しておりますが、剣人六手でしょう。上の手に矛・輪、下の手に矢・弓を持ちます。人身はかなり傷みが激しいですが、二鶏は綺麗です。蛇どんが絡み付いておりますね。

台座の損傷が激しいのですが、二童子・一夜叉・三猿が確認出来ます。野田のモノも掲載予定にしておりますが、野田の写真を見る限り夜叉と三猿の位置関係・夜叉が三猿に何か語りかけるような仕草は酷似しています。

MURAhどんが出陣したのが2月14日(土)。日月が綺麗に磨かれておりまして、大津さんが講演されたのが7日(土)ですから、その間にどなたかが調査されたのでしょう。お陰様で直ぐに撮影する事が出来ました。
埼玉県北葛飾郡庄和町倉常 愛宕山倉常神社 享保七壬寅年十月吉日