食材図鑑
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 >> 解説

日本人の鯨食文化は「捨てるところがない」といわれるほど、古くから多様な利用法が考え出されてきた。体の部位に独特な呼称を与え、皮から肉、内臓、そして口から尾びれまで素材とし、巧みに生かした食べ方が確立されている。また脂肪は食用のほかに薬用や工業用に、骨は紬工物やミール(粉末)に加工して利用してきた。

 >> 食べ方

●尾の身 尾肉が霜降り状になったもので、鯨肉の最高級品とされ、刺身やステーキなどに向く。


●赤肉 背肉や腹肉が主体となる部分で、鯨肉のなかでもっとも多く、30〜40%を占める。刺身、ステーキ、焼肉、竜田揚げ、フライに向く。


●胸肉 あばら肉や胸板肉の部分で、赤身に比べてややかたい。ハムやソーセージ、缶詰などの加工用に用いる


●脂須の子 胸びれの根元にある脂肪と肉が縞状になった部分。赤肉の上級品と同等に扱われる。かたいが脂ののりがよく、すき焼きに向く。


●畝・須の子 下あごから腹にかけての凹凸の部分。脂肪部分を畝、肉質部を須の子といい、あわせて畝須という。煮込み、鉄板焼き、刺身などに向く。須の子はぺ一コンにも加工される。

 >> 栄養



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