食材図鑑
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>> 解説
名は「糸のように細長い小魚」という古語に由来する。日本各地の内湾や浅海に広く分布し、昼は群泳するが、夜は砂の中に潜るので、海底が砂や砂礫「されき」質の場所を好む。
体長は北海道産は25cmくらいまで成長するが、ほかの地方では15cm前後である。
瀬戸内地方ではパッチ網や船曳「ふなびき」網で漁獲され、北海道宗谷地方、宮城県に次いで漁獲量が多い。日本全体で年間約10万t水揚げさる。
>> 食べ方
成魚より3〜4cmの幼魚の塩干品が好まれ、佃煮などで賞味される。とくに瀬戸内海でとれるものは明石物として高値で取引される。イカナゴを3か月以上塩漬けにして、その浸出した汁を布で濾「こ」した「イカナゴ醤油」は鍋物に用い、古くから香川県の特産品である。
>> 栄養
食材図鑑。
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