食材図鑑
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 >> 解説

河川に母川回帰するサケ群は、三陸地方では10〜12月で、北海道の8〜10月より遅い。
河川に遡上〔そじょう」し川床をつくって産卵するが、三陸の川に上るころのサケは体に赤褐色の斑紋〔はんもん」が現れ、ブナとよばれる。北海道のような大きな河川に上るものにはブナ化現象がみられず、沖にいるときと同色の銀毛「ぎんけ」とよばれるものに近い状態で遡上する。
銀毛や銀毛に近い状態のサケは脂がのってうま味があるが、三陸の川に上る脂が少ないブナザケは鮮魚としては銀毛に劣るが、「新巻き」にしても脂焼けをおこしにくく、味もよく、古くから重要なたんばく源とされてきた。シロザケの新巻きは三陸名産にふさわしい産品の一つである。

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