食材図鑑
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 >> 解説

本州中部から九州にかけて浅い海の岩礁域にもっとも普通に見られる日本特産のウニ。

殻径5〜6cm、高さ2〜3cm前後。棘は強く、殻径とほぼ同じ長さで、殻は全体に暗紫色。5から6月が産卵期で、春から初夏にかけて漁期となる。殻を割ると5放射状に生殖腺が入っており、これを丁寧に取り出して折り箱に入れ出荷する。

 >> 食べ方

生食用に出荷されるほか、濃い塩水に漬けて水分を減らした粒うに、保存用にアルコールを加えた練りうにとして加工される。下関のウニ加工品は後者が多く、全国的に知られている。

 >> 栄養

食用にされるウニの生殖腺は、タンパク質の含有量は魚肉におよばないが、ビタミンAの含有量はかなり多い。

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