食材図鑑
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 >> 解説

北海道から九州に分布し、産地は島根県の宍道湖「しんじこ」が有名、利根川河口域の産額も多い。

食用になっているシジミのほとんどは本種である。河口や海水の入り混じる湖など汽水域にすむ。殻長3〜4cmで、表面に黒く光沢のある殻皮をかぶる。土用シジミと呼ばれる本種は、年間3万tが漁獲される。
近縁種のマシジミは、川の上流から中流にかけての淡水域にすみ、冬が旬で、寒シジミと呼ばれている。

 >> 食べ方

肉は、コハク酸を多く含むので、汁にするとうま味がよく出る。またビタミンB12を多く含み、古くから黄疸「おうだん」によいとされる。

 >> 栄養

古くから黄疸に効果があるといわれているが、ビタミンB12が多量に含まれているので、肝臓の教化に役立っているものと思われる。

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