身体に効く栄養成分・食材・調理方法
Welcome
Welcome
スタミナアップの決め手
マラソンなどの長時間の持久性の運動の場合、スタミナが無くなり、筋肉疲労が起きる原
因の一つは、筋グリコーゲンの貯蔵が底をつくからだと考えられています。
そして、運動
が持続できなくなったときには、しばしば低血糖の現象がみられます。
肝臓と筋肉のグリ
コーゲンの貯蔵量は、持久力に大きく影響します。
保有するグリコーゲン量を出来るだけ
大きくすることは、持久力を高める大事な条件です。
私たちの体には、炭水化物と脂肪が
エネルギー源として貯蔵されています。
運動のエネルギーが、どのような栄養素により、
どのようなメカニズムで発生するのかは、運動種目、つまり運動の強度や持続時間によっ
て違ってきます。
たとえば、1○○メートル競走とマラソンとでは、エネルギーの供給シ
ステムが違います。
その供給システムが何らかの原因でうまく働かなかったり、運動を持
続するのに必要な工ネルギー源が消耗すると、「スタミナ切れ」が起こります。
たとえば
、1○○〜4○○メートルのダッシュのように、酸素の取り込みが十分にできないほどの
スピードを要求されるスポーツでは、筋肉に乳酸が増えて酸性化し、エネルギー生産の働
きをする酵素群の活性を低下させ、筋肉運動のためのエネルギー生産がストップしてしま
います。
駅伝とかマラソンのように、体に十分酸素を取り込みながら行うスポーツでは、
乳酸の蓄積よりも、肝臓と筋肉のグリコーゲン貯蔵が底をついて、スタミナ切れを起こす
こともあります。