身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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ハーブティー用に育てたハーブ
★バジル(暮らしの中のハーブより)
バジルはギリシャ語で「王者の」という意味で、古代ギリシャ語に由来します。シソ科
の一年草で、原産国インドでは、ヒンズ一教の神であるヴィシュヌー神にささげる植物ト
ルシとして崇められ栽培されてきました。
今日でもヒンズー寺院の周辺で栽培されていま
す。
ギリシャや地中海沿岸に渡来したのは今から4000年ぐらい前のことで、現在では
品種も増え、バジル、スイートバジル、赤バジル、バジルブッシュなどがあります。
スイ
ートバジルはアニスによく似た甘い香りと若干の苦みをともない、バジル、赤バジル、バ
ジルブッシュはそれよりも香りが弱〈、バジルはミントに近く感じます。赤バジルとバジ
ルプッシュは観賞用にも向いています。
バジルは、化粧品の香料や歯磨き用香料シャルト
ルーズのフレーバーとして重要です。
リナロールやカンファー、オイゲノールといった成
分が含まれ、殺菌、防虫作用や強壮作用があり、刺激剤、消化剤としても有効です。 日
本へは、中国から漢方薬として紹介されました。
種子を水に浸しておくと表面がカエルの
卵のようにゼリー状になるのを利用して、目のごみ取りに使われたため、「目ぼうき」と
いう日本名がつけられました。
○バジルティー(生葉)
車や船に乗る前に少しずつ飲むと、胃を落ちつかせます。妊婦のモーニングシックネスの
苦痛をやわらげます。
★カモミール(暮らしの中のハーブより)
ヨーロッパではミントと同じくらいポピュラーな、花を利用するハーブです。
カミツレ
、カミルレ、カモマイルなど呼び名は国によっていろいろです。
ジャーマン・カモミール
と口一マン・カモミールの2種が代表的です。
ジャーマン・カモミールは、メイウィー
ドとよばれ、医療用ハーブでは最も古いものの一つであり、昔、エジプトの太陽神にささ
げられていました。
一年草の植物なので種子から簡単に栽培でき、アメリカやヨーロッパ
では野生化しているほどです。
丈はIメートルぐらいまで生長し、一重の花びらは甘いフ
ルーツの香りをただよわせています。
この花がハーブティーに多く愛用されています。
ス
ペインではこの甘みをマンザニラ(小さなりんごの意)というシェリ一酒の風味づけに使
い、愛飲されています。
ローマン・カモミールは多年草で、八重の花もあり、香りは多
少弱く、苦みがあります。
棄が絡みやすく低く刈り込むと密に茂るのを利用して、17世
紀以前の英国では、芝生にして、その葉の強い香りを楽しんだそうです。
この香りのカー
ペットを当時の英国人はたいそう愛したといわれています。
○カモマイルティー(乾燥花、生花)
乾燥か生の花で作るお茶です。鍋に水を入れて沸とうさせ、花を入れてふたをして1分程
弱火にかけます。
火からおろして2、3分おき、こして飲みます。
ベッドに入る前に飲む
と眠りを誘い、生理痛をやわらげ、緊張をときほぐします。
このお茶は明るい髪の毛のリ
ンスに適し、苗木にかけると立枯れ病を防ぎます。
★ラベンダー(暮らしの中のハーブより)
シソ科の多年草で、原産地は南ヨーロッパ、地中海地方だとされています。
ラテン語の「
洗う」という意味のラワレlavareに由来している名で、ギリシャ・ローマ時代は浴用や洗
濯用のハーブとして愛用されていました。
南フランスから地中海にかけて、とりわけ地
中海沿岸の乾燥した岩だらけの丘陵地帯に自生しているものは、強い香りが特徴で、殺菌
、防虫、毒消しの効果が大きい、最もよいラベンダー・オイルがとれるとされています。
最近は日本でも作られていますが、イギリスやフランスのものと比べると香りも弱く、
薬用やハーブティーとしては、あまりおすすめできません。
香りを楽しむポプリでしたら
オイルで香りを加えることができるので、よいと思います。
自分で育てたときは、晴れた
日の朝、花が咲く直前に、茎にも薬効がありますので、長い茎ごと収穫し、乾燥させます
。
取りたてのラベンダーを砂糖シロップにつけ、花菓子を作って紅茶に浮かべるのもよい
でしょう。
ラベンダーは、古代から現代まで最も愛されてきたハーブの一つです。
○ラベンダーティー(花)
生花は大さじ1、乾燥花は小さじ1に熱湯1カップを注ぎ、2〜3分おきます。
お好みで
お湯を足して蜂蜜を加えます。
ヨーロッパでは主に神経をやわらげる目的で、このお茶を
飲んでいます。
鎮静、消化作用があり、高血圧を正常にし、呼吸器官のトラブルにもよい
とされます。神経の緊張と頭痛の予防にもなる香りの高いハーブティーです。
★レモンバーム(暮らしの中のハーブより)
南ヨーロッパ原産のシソ科の多年草で、地中海沿岸で最も愛されている、レモンの香り
のハーブです。
レモンバームのバームとはバルサムbalsam(強烈な香り)を意味し
ます。
今から、2000年ほど前から栽培されていて、初夏から夏のいちばん暑い時期に
花がつき、このころ収獲するのが理想的です。
生でも、ドライでも、ハーブティーとし
て飲むと、発汗をうながし、脳神経を刺激し、神経衰弱や心臓、消化器の弱ったとき効き
ます。
ヨーロッパではギリシャ語でミツバチという意味のメリッサという名でも呼ばれて
います。
この香りをミツバチがとても好み、果樹園の周りに植えておくと受粉の助けをし
、またよいハチミツがとれるので、古来より親しまれてきました。
このメリッサという
名は、ハチミツの利用法を発見したクレタ島の妖精の名とも、またゼウスをハチミツで育
てた女性の名ともいわれています。
こんなに多彩なエピソードを持つハーブは、さぞかし
大昔からいろいろな国々で愛されたのでしょう。
○レモンバームティー(生葉、乾燥葉)
メリッサティーとも呼ばれるこのお茶は、古くから頭を鎮め、緊張をほぐし、歯痛にも使
われていました。
生葉か乾燥葉で作るお茶は、デリケートな味がします。
マジョラム(暮
らしの中のハーブより) 地中海東部から西アジアー帯が原産とされるこのハーブは、シ
ソ科の多年草で、天に向かってまっすぐに伸びる性質があり、同じ種類のオレガノとは、
そのあたりが違います。
4月に種子をまくと、7月中旬には丈が50〜60センチ、香
りがいちばん強〈なり、枝先に丸い花のつぼみがたくさんついてきます。
8月の初めの花
がいっせいに咲きだすころに収獲します。
花が終わったあとは香りが弱くなりますので、
気をつけてください。
ミントに似たさわやかな香りと、甘みをおさえた、ちょっと刺激
的な味で、嫌いな方はあまりないと思います。
収穫期は、ちょうど夏バテで食欲が落ちる
ころですから、このハーブを使ってみてください。
食欲ももどり、ストレスもとれます。
豆やトマト、レバーなどの内臓料理にとても合い、その上防腐や消化吸収の効果がありま
すので、夏にはうってつけのハーブなのです。
現代では、ホルモンのバランスを整え、体
を若返らせるハーブティーとして、とくに女性向きのハーブです。
古代エジプトでは、このさわやかな香りのマジョラムで冠を作り、神をたたえる儀式に使
っていました。
きっと、人々の気持ちを穏やかにし、煩悩を取りはらうハーブだと知って
いたのでしょうね。
★ミント(暮らしの中のハーブより)
シソ科の多年草で、葉をハーブとして利用します。
種類も多く、世界の多くの国で栽培
され、多くの人々に愛されています。
日本でも大昔から利用されてきました。
この辛みも
香りも大変に強く、ペパーミントによく似た和種ハッカは、北半球のいたる所に分布して
います。
日本は、これを結晶にしたものを海外に輪出もしています。
このほか、世界的
に利用されている代表的なものがスペアミントやペパーミントで、スペアミントは、別名
オランダ・ミントで北部ヨーロッパが原産地、ペパーミントは別名ミッチャム・ミントで
イギリスのミッチャム地方が原産、といずれも野生種の品種改良でできたものです。
スペ
アミントのほうがペパーミントより香りが甘く、ハーブティーとしてよく飲まれているア
ラビアや西アジア地方のものとよく似ています。
ティーだけでなくハエよけとしても家の
周りに植えられ、この地方のすべての階層の人々に親しまれています。
料理に使えば、
胃の働きをよ〈し、食あたりを防ぎます。
サラダに入れ、レモンをしぼり、オリーヴ油を
かけただけで食べてみてください。
たいへんおいしいです。
ミントの学名メンタは、ギ
リシャ神話に出てくる美少女メンテスに由来するといわれています。
○ミントティ‐
スペア、ペパーどちらでも清涼感のあるお茶になり呼気を甘くします。
胃液の分泌を整え、消化を助けます。ペパーミントティーは風邪や頭痛によく、スペアミ
ントティーは口当たりがよいが芳香は強いものです。
★ローズマリー(暮らしの中のハーブより)
地中海沿岸を原産地とするシソ科の多年草で、緑色のつやつやした葉は細く針のようにと
がり、無数に枝分かれして、生長すると2メートル以上になります。
そのため家の桓根に
よく利用されます。
このハーブはハンガリー水の材料としても有名です。今から600
年ぐらい前、ハンガリーは、国王を戦いで失って以来20年間、王妃工リザベートが治め
ていました。
しかし、王妃も70歳を過ぎてから手足がしびれ、体が自由にならなくなり
、寂しい日々を過ごすようになりました。
そんなある日、天使が現われ、ある化粧水の作
り方を教えました。
それは口一ズマリーの葉と花、レモンバーム、シトロンの皮などを混
ぜたものからできていました。
教えられたとおりに作り、手足や顔にすり込むと、手足の
しびれが治り、顔も美しくよみがえったということです。
そんな王妃を見たポーランド王
は王妃に求婚し、ポーランドとハンガリーは一つの国になったのです。
この話は人々により広められ、ハンガリー水が今のように有名になりました。
○口ーズマリーティー(生葉)
香りの強いお茶は生葉で作るとよいのです。
記憶力を高め、頭痛をやわらげます。
就寝前
に飲むと健やかな眠りに誘います。
★セージ(暮らしの中のハーブより)
シソ科の多年草で、葉は灰色がかった緑色で、表面に白い綿毛かビロード状に生え
ています。
生長すると丈は60〜80センチぐらいになります。
1年目はあまり収獲かで
きず、2年目から花が咲き、年2回収穫できるようになります。
3、4年すると木のよう
になりますので、枝を切り押し木でふやせます。
原産地は地中海沿岸といわれています
が、それよりちょっと山間部に入るアルバニア、イタリア、ユーゴスラビア地域と思われ
ます。
セージにはいろいろな品種があり、そのなかでいちばんすぐれているダルマニア
ン・セージが、あのソーセージのフレーバーで、殺菌や酸化を防ぐ大切なハーブです。
ソ
ーセージのセージとはこのハーブのことだといわれています。
セージは動物性油脂の臭み
を消すので、レバーなど内臓料理によく使われます。
17世紀のヨーロッパには紅茶が
なく、ハーブティーかポピュラーでしたが、セージは夜のお茶としてとくに親しまれてい
ました。
ヨーロッパから中国に持ち込まれたセージは、中国茶の3、4倍の値段で取り引
きされたといわれています。
○セージテイー(生葉)
生葉で作るお茶が一番おいしい。
昔から長寿と強壮のお茶として
知られていました。肝臓の病気、便秘、リューマチによい。
セージティーを数時間おいて
こしたものは古くから濃灰色の髪のためのリンスにしていました。
タイム(暮らしの中の
ハーブより) シソ科の多年草で原産地は地中海沿岸と伝えられているハーブです。
今で
は、フランスやモロッコ、スペイン、ポルトガルでた〈さん栽培されています。
タイム
ほど香りの強いハーブは少ないと思います。
小さなとがった葉を指でつまみ、軽くもむと
、独特の強い香りがただよい、ドライにしても香りが強く残っています。
香りの主成分は
チモールとカルバクロールでそのエッセンスは加工食品や缶詰、リキュール類、その他い
ろいろな分野で利用されています。
タイムという名の語源はギリシャ語のティイン(香
りをくゆらす)からスモン(燻香)となり、ラテン語のティムムとなり、タイムと呼ばれ
るようになったといわれています。
タイムのハチミツは有名で、その昔、古代ギリシャ
人たちはタイムの生えているアテネ市近くの山々からとれたハチミツを愛用していたとい
われています。
また近代植物学の父といわれたカール・リンネは、18世紀に、タイム・
ティーは二日酔いによいといっています。
○タイムティー(生葉、乾燥葉)
蜂蜜で甘味をつけるとごくよく合います。
緊張からくる頭痛、過労をやわらげ、風邪や喉
の痛みにもよいものです。冷たいお茶はうがい薬になります。