身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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緑茶をよりおいしく飲むために。








 「一度いれただけなので、もったいないから葉を捨てないて明日また飲もう」といって 、翌日そのきゅうすにお湯をさして飲んでいる人がいますが、“宵越しのお茶ば味が落ち るだけではなく、体にも悪いので絶対飲まないようにしましょう。

 茶葉にはたんばく質 が多く合まれていますがお茶をいれても浸出されずに、ほとんどが葉の中に残ります。

し かも困ったことに、たんぱく質は気温の高いところに長時間おかれると、細菌やカビが生 えて腐ってしまい、有毒物質を作りり出すのです。

そんなお茶を飲んだら、腹痛、下痢、 嘔吐などの中毒症状を起こしてしまいます。

ですから、お茶はその日のうちに飲み切るよ うにして、茶がらは捨てるようにしましょう。





○いれたお茶は冷蔵庫で保存する


 夏の署い日などは、一度に大量のお茶を作って一日に何杯も飲むものですが、保存はき ゅうすからガラス容器に移して冷蔵庫に入れましょう。

そうすれば1週間はもちますが、 味の面からいえば2〜3日て飲み切るようにしたほうがよいでしょう。





○水は一度沸騰させる


 お茶本来の味を楽しむには、水にも細心の注意を払いましょう。

お茶を飲もうとしたと きに、水道水のカルキ臭が鼻について興ざめな気分になった人も多いでしょう。

そんなと きは、水道の蛇口を開いてしばらく水を出しっぱなしにし、そのあとヤカンに入れて沸騰 させます。

沸騰しても2〜3分ほど煮立てると、カルキ臭はかなり消えます。

塩素はビタ ミンCを破壊するので、水を沸騰させることはとても大切です。

また、煎茶や玉露は熱湯 でいれることを避けますが、かといって、沸騰前のお湯を使うのはよくありません。

必ず 一度沸騰させて、それを冷ましたものを使うようにします。





○玉露のおいしいいれ方


 煎茶やほうじ茶・番茶のいれ方は縮介したとおりですが、では、玉露はどういれたらお いしく飲めるでしょうか、まず、玉露を5g(一杯分)用意してください。

そこに約40 度のぬるま湯50ミリリットルを注いで、2〜3分おきます。そうすると、甘みとコクのある玉 露を昧わうことができます。さらに、同じ分量の玉露に、葉がひたる程度のぬるま湯(約 40度)を注ぎ、3〜5分おいて3〜4滴の玉露を飲む「しずく茶」という方法もありま す。ぜひ、一度試してみてください。









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