身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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ダイエット法・・合理的か不合理かを見分ける








ダイエットとは、食べたい物を食ベ、飲みたい物を飲みながら、心身ともに引き締めて、 やりたいことを存分に実行できる、豊かな人生を築くための、食べ方と生き方のことであ る。

体重を減らすことをダイエットだとする専門家が、まだ多数いるのは情けないことで ある。

減量したところで、その体重を維持して生きていけないのではどうしようもない。

ダンベル体操の理論が理解されるにつれて、誤ったダイエット法を正しく批判する目も養 われつつあるが、この際、ダイエット哲学を整理してみる必要がある。








1、筋肉を減らし、筋肉の代謝活性を低下させるダイエットを、実行してはならない




食事制限、食事コントロールだけに頼るダイエットは、すべて筋肉の減弱化を促すので、 実行すべきではない。筋肉を減弱化させると、




@基礎代謝が低下して、太りやすくなる。

A血中の脂肪やぶどう糖の分解力が低下して、高脂血症、糖尿病などを招き、成人病にか かりやすくなる。

B基礎体力の低下によって仕事力が低下し、人生が貧困になる。

C高齢に達したとき、虚弱化して寝たきり老人になる確率が高まる。などなど、人生をつ まらないものにしてしまう。




2.骨を減らし、骨粗髪症を促すダイエットを実行してはならない


減食だけに頼るダイエットは、必ず骨量の減少をおこすので、実行してはならない。

また 、過度なジョギングも骨量を減らすので、食事制限と過度なジョギングのコンビネーショ ンでやるダイエットも要警戒である。




3、栄養バランスを重視した食事制限でも、体のつくりと機能を悪くする


食事コントロールだけに頼るメニューとか、錠剤ダイエット食品があるが、タンパク質が 十分含まれていても、そのタンパク質は必ずしも有効に働かない。

高タンパク質・低カロ リー食でダイエットした人たちから、心不全死をおこす人が多数出たのは、心臓の筋肉が 薄っぺらになってしまっていたことによる。

タンパク質を摂れば、体内でタンパク質が合 成されるだろうという考え方は誤りである。

材料は飽くまでも材科にすぎない。

それを使 って、タンパク質を合成するかどうかは、体の側の生理的条件によって決まることを忘れ てはならない。

同じことは骨づくりのためにカルシウムをたっぷり含んでいるダイエット 食にもいえる。

カルシウムは骨のタンパク質のコラーゲンの合成がきちんと進んでいる条 件下で、セメント材としての働きを発揮する。

カルシウムをいくら摂っても、単純に骨づ くりが進むことはない。

とくに食事制限のもとでは、体内タンパク質合成がダウンしてい るので、骨づくりは基本的にうまく進まない条件下にある。

したがって、ダイエット食に いくらカルシウムやタンパク質が含まれていても、それがそっくり役立つわけではない。

貧血防止に鉄をタップリ入れることも、ダイエット食品にはみられるが、タンパク質のへ モグロビンがあってはじめて鉄は働けるようになることを忘れてはならない。

鉄をいくら 摂っても、鉄が結合する相手である本体のへモグロビンの合成がダウンしていたのでは、 鉄が働く条件はない。

ビタミン類は、基本的に体内での物質の分解や合成を円滑に進める ための補助因子であるから、不足しないように補給されるべき栄養素である。

しかし、ビ タミン剤を十分に摂ればダイエットが合理的に進むなどということは、基本的にない。




4、食物繊維を過剰に摂取するダイエットの問題点


食物繊維はエネルギー源の吸収を阻害する作用を持っている。

錠剤になった食物繊維がダ イエットに利用されることがあるが、食物繊維の中には大腸内発酵が激しすぎて、腸内容 物を超酸性化したり、大腸壁を損傷させる作用を持つものもある。

もし、食事制限をしな がら食物繊維だけを多量に摂るダイエットなどを実行したら、前記の作用が極端に現れる ことになる。

本来、食物繊維は穀物をしっかり食べたときに、同時に摂取されるのが自然 であり、食事をきちんとしたときに野菜料理の食べ合わせで口に入るとか、食後のデザー トで食べる果物から少々摂取されるものである。

それを、食物繊維だけ抽出して大量に摂 るということは不自然であり、体にとってマイナス作用をみせることになるのは、当然で ある。




5、カフェイン類を摂るダイエットの非科学性


コーヒー、ココア、茶などにはカフェイン、テオフィリン、テオブロマイドなどと呼ばれ る、交感神経系の活動を高める物質が含まれている。

これらは、脂肪組織の貯蔵脂肪の脂 肪酸への分解を刺激し、血中に脂肪酸が放出されることを促す。

もし、その脂肪酸が心臓 や筋肉に取り込まれて、エネルギー源として分解されることが流れ作業のように進むので あれば、カフェイン類はダイエットに少々貢献することになる。

しかし、心臓や筋肉がと くにエネルギー代謝を活発化していなかったら、脂肪組織から血中に放出されてきた脂肪 酸の多くは、肝臓によって取り込まれることになる。

肝臓は、その脂肪酸をグリセロール に結合させて脂肪に合成し、それをVLDL脂肪という形にして血中に放出する。

この脂 肪は大部分が再び脂肪組織に取り込まれて、貯蔵脂肪に戻る。

したがって、運動もせずに カフェイン類を含む食品や飲料を摂ったところで、ダイエットの役になぞ立つわけがない 。

そして、カフェイン類を糖質(ぶどう糖、砂糖、麦芽糖、デキストリン、でんぷん)と 一緒に口に入れたら、脂肪組織内で脂肪酸は脂肪に戻ってしまって血中にも放出されてこ なくなる。

カフェイン類の血中に脂肪酸を放出する作用を発揮させるには、絶食状態下で カフェイン類を純粋に摂らなければならない。

したがって、一見科学的に見えるダイエッ ト法も、ひと皮むけばバカバカしいお遊びにすぎないことがわかるというものである。




6、筋肉をつくり、骨もつくるダイエットをしなければならない


老後を寝たきりで過ごすか、それとも元気に自立して生きるかは、個人と社会、国にとっ ても大問題である。

言うまでもなく、最後まで生活の自立を目指して生きる努力をしなけ ればならない。

それには、ダイエットといえど、筋肉づくりと骨づくりを促すものでなけ ればならない。

そのためには運動が必須であるが、ジョギング、水泳、ウォーキングなど のエアロビックス運動は、筋肉づくりや骨づくりに対しては効果が小さい。

それに対して ダンベル体操は、単純に筋肉や骨づくりを促すレジスタンス効果だけではなく、エアロビ ックス効果をも持ち合わせている利点を持っている。

基礎代謝を高めて、唾眠中も活動中 もエネルギー消費の大きい体をつくってくれる。

その上に、酸素を使って脂肪を燃やす能 力もアップしてくれる。




7、生涯を通してやれるダイエット法でなければならない


心と体を引き締め、活力のある人生を送るための食べ方と生き方を生涯続けること、それ がダイエット人生というものである。

したがってダイエットのための食べ方も生き方も、 一生続けられるものでなければならない。

食事制限だけに頼るダイエットは、1ヶ月が限 度である。

食べたい物も食べない生活は、それ以上続かないためだ。

食べるダイエットで なければならない。

だから、食べ物を制限するのではなく、食べ方をコントロールする方 法に限られる。

そのダイエットのための食べ方の大原則は、タ食で油で炒めたり揚げたり した高脂肪料理を食べないこと。

煮る、焼く、蒸す、生などの調埋法で料理することであ る。

夕食後のデザートには、フルーツを選ぶこと。甘いデザートはインシュリン分泌を刺 激して、体脂肪の合成と蓄積を促してしまう。

夕食を食べたあと、就寝までに一度、体を 動かして交感神経の活動を刺激することが望ましい。

インシュリン分泌が抑えられるし、 エネルギー代謝は脂肪の分解に傾くからだ。

そして、一日三食の食べ方は、朝食をきちん と食ベ、昼食を抑えて、夕食でご馳走のリズムが自然である。

夕食は、一日の解放の食事 であり、朝食は活動の下地となる。

昼食はつなぎのようなものでよい。「しっかり、つな いで、グルメする」これが生涯を通して実行し、栄養的に問題を起こさない、ダイエット の食べ方リズムであるといってよい。

各人の食習慣に基盤をおいて、朝食をしっかり食、 昼食をつなぎ食、そして夕食をグルメ食になるよう、アレンジしたらよい。









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