身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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老いれば虚弱になり、痴呆になって、寝たきりになる。
老人も若者も中年も、男も女も恐れるのが、病気になって寝たきりになり、介護を受ける
身になること。
それでも生き物はすべて老化するのが、自然の摂理である。
寝たきりにな
らず、ある程度の元気さを残しながら、ポックリ死ぬような生き方を実現したい。
その願
いを実現する対策をきちんと立てるには、老いて虚弱になり、寝たきりになる流れはどん
なものか、そのスタンダードコースを知ることが、まずは大切である。
そこで、厚生省な
どが老人の日常生活活動の自立度を判定するのに使っている基準はどんなものか、確認を
してみよう。
「障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準」
T、生活自立・・ランクJ
何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出する
1交通機関等を利用して外出する。
2隣近所へなら外出する。
U、準寝たきり・・・ランクA
屋内での生活は概ね自立しているが、介勘なしには外出しない。
1介助により外出し、日中はほとんどベッドから離れて生活する
2外出の頻度が少なく、日中も寝たり起きたりの生活をしている
V、寝たきり・・・ランクB
屋内の生活は何らかの介護を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ
1車椅子に移乗し、食事、排泄はベッドから離れて行う
2介助により車椅子に移乗する
W、寝たきり・・・ランクC
一日中ベッドで過ごし、排泄、食事、着替において介勘を要する
1自力で寝返りをうつ
2自力では寝返りもうたない
この日常生活自立度の判定基準を段階に従って読んでいくと、正に老いとともに虚弱にな
って、活動力を失い、ベッドに寝たきりになっていく流れがよくわかる。
ところで、日常
生活の活動度のことをアクティビティ・オブ・デイリー・ライフ(ADLと略称)とも呼
ぶが、老人医療に積極的に取り組んでいる浴風会病院の基準は、
高齢者の日常生活の活動度を次のように段階づけている。
1、社会生活が可能
2、自分自身の生活が可能
3、基本的な日常動作は自立しているが、掃除、洗擢、炊事などに援助が必要
4、基本的な日常生活動作に介助が必要
5、身の回りのことすべてに介助が必要
6、経管栄養など人工栄養が必要
厚生省の基準とややちがって、
在宅で介護できるか(1〜5)、
それとも病院で介護を受
ける必要があるかどうか(6)、
まずはニつに大きく分け、自宅で介護可能な状況を、1
〜5の段階に区分している点で特徴がある。
いずれの基準にせよ、人間は老いると日常生
活活動を、きちんとできなくなっていくのである。
自分は健康で丈夫だから、寝たきりに
はならないで済むだろう、と思う人が多いだろう。
しかし、データをみれば、そうはいか
ないことに気がつく。
それぞれの年代で、要介護高齢者となってしまう確率は老いるほど
要介護者になりやすい。
痴呆になる、寝たきりになる、痴呆で寝たきりになる、そのいず
れかになってしまう確率は、80〜84歳では10人に1人以上であり、
85歳以上では
4人に1人の高率となる。
自分も痴呆、寝たきりになる危険性が間違いなく高い、と考え
たほうがよいことがよくわかる。