身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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FISH
レモンが欲しい料理にはソーヴィニヨン・ブラン種
レモンをぎゅっと搾って食べると美味しいタイプの料理には、クエン酸系のすっきりした
刺激的な酸味を持つワインがよく合う。
たとえば、白身魚のカルパッチョもそのひとつ。
料理に使われている酸味のおかげでワインの酸味が緩和される。
そのため、酸味に隠され
ている微妙な香りや味を感じることができる。
ワインだけで味わった時には感じられない
香りが、料理によって引き出されるというわけだ。
特に酸味の強い柑橘系の果汁をソース
に使った魚料理には、クエン酸の多いソーヴィニヨン・ブラン種系のワィンを合わせると
覚えておこう。
同じ自身魚の料理でも、いわゆる典型的なフランス料埋、つまりポワレし
て皮を香ばしく焼き上げバターソースなどをかけた魚料理には、シヤルドネ種を使ったコ
クのある白ワインを合わせたい。
このタイプのワインは、乳酸系の穏やかでしっかりした
酸味が特徴だ。
クリームやバターなどの乳製品との相性は抜群。
しかもシャルドネ種を使
ったワインは、樽熟成をさせることが多い。
ほのかな樽の匂いと、香ばしく焼いた魚の皮
のマッチングは、答えられない旨さだ。
ただし、香ばしさの要素のない、単純なクリーム
ソースには、樽を使っていない、アン・ウッドのシャルドネのワインを選ぶこと。