ダイエット
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1年ほどの長期戦は覚悟しておきたい。






3つ目は、日々の運動量を少し増やすこと。

フィットネスジムに必ず入れと脅しているわ けではない。
そりゃジム通いが習慣になれば言うことないけれども、万人にそんなマネが できるわけもない。

エアロビクスや筋トレばかりが運動ではないのである。

暇を見つけて 歩く。
駅ではエスカレーターではなく階段を利用する。
なるべくタクシーに乗らない……

と日常レベルでできる工夫はいくらでもある。

月に一度思い出したようにジムに行くくら いなら、10分でも15分でも散歩を習慣にした方がベター。

難しく考えてはいけない。

たとえば休日、ソファでナマコのように横たわるのはやめて、スニーカーで近所をブラブ ラする。
それくらいの気軽な話である。

こうした生活習慣の軌道修正は気長に考えるのが コツである。
1か月とか2か月とかいった短期間では習慣はビクともしない。

長い間かか って身についたものは、そうそうカンタンに変わらないのである。
l年ほどの長丁場にな ると覚悟しておきたい。

勝負が長くなれば、当然途中で挫析することもあるだろう。
でも 自分を責めるのは逆効果。
減量の失敗をヤケ喰いで晴らすなんて、悲劇的な結末を招かな いとも限らない。

前向きに考え、できることをコツコツ続けるのが賢い。
習慣を変えても 体重がなかなか下がらない場合もある。

カラダが太っている状態に慣れていると、たとえ エネルギー収支がマイナスになっても、しばらくは元の体脂肪を維持しようと試みるから だ。

でも安心していい。
いずれ正しい習慣が打ち勝ち、体重の折れ線グラフはグイグイ下 がってくる。

かくて太りにくい食習慣、行動習慣が身についたらしめたもの。
たぶん永遠 に肥満とサヨナラできる。
遠回りに思えて、結局この方法がいちばん確実なのである。










健全な行動パターンにこそ健全な食習慣が宿る。ジャンプする。