ダイエット
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★ビタミン・食物繊維(栄養価に優れ、満腹を誘う。

野菜と果物を見直せ。)




N/Cレートの高い食品の代表といえば野菜と果物である。

野菜と果物は、今の日本人に 不足しがちなビタミンやミネラルが豊富なうえに、水分が多くてカロリーは低い。

せっか くだから油など加えずに、サラダ、お浸し、スープといった調理法でシンプルに頂くのが 賢い。

中華風の野菜炒めなんかにするとカロリーが驚くほど増えて、N/Cレートが一気 にガクンと下がるので要注意。

ただしニンジンに多いビタミンAなどのように、油に溶け るビタミンは脂肪が一緒でないと体内に吸収されないから、軽くソテーするなどして少量 の油を使う工夫が必要である。

こんな大切な野菜と果物、日本人はどれだけきちんと食べ ているのだろうか。

まずは野菜。厚生省が定期的に実施している国民栄養調査では、日本 人全体の野菜摂取量は、年々着実に増えている。
現在では1日におよそ、緑黄色野菜94 g、その他の野菜184gを摂っているとか。
でもこれはあくまで平均値のお話。

20代 、30代の一人暮らしに限りってみると、平均をやや下回っている。
一人で暮らしている と外食が多くなり、それだけ野菜が摂りにくくなるのだろう。
以前よりも摂取量は多くな ったが、自炊するなどしてもっと増やしたいものだ。

果物はどうだろう。
野菜と対照的に 、果物の摂取量はだんだん減る傾向にある。
最近ようやく持ち直したが、それでもたとえ ば20年前と比較するとかなりの低水準だ。

現在、日本人は1日平均およそ133gの果 物を口にしている。

食物繊維とは、消化されずに大腸まで達する成分のこと。
これが食事 にたっぷり入っていると、消化吸収が遅くなる。
それだけ血糖値の上がり方もゆるやかに なるので、食欲を満足させる実のある食事ができるのだ(このへんの理屈がわからない人 は前ページに戻るべし)。

体重をいちばん気にする20代や30代にこそ、本当は野菜や 果物は必要なのかもしれない。

さらに食物繊維が多いと、食事にボリュームが出てきてカ サばる。
腹がぷくれて食事の満足感が高くなり、食べ過ぎを防いでくれるのだ。

おまけに 、大腸ガンに罹りにくくする効果もあるとか。
見逃す手はない。

食物繊維は、キノコ、海 藻類、イモ類、精製率の低い穀物にもたくさん入っている。
ことにキノコや海藻類は、カ ロリーがほとんどゼロというとても頼もしい存在だ。
どちらもスーパーマーケットでは地 味な存在だが、これからはユメユメ見逃さないように。









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