ダイエット
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★N/Cレート(カロリー当たりの栄養価の高い食事が基本)









カロリーばかり高くて、栄養素に乏しい食事をすると、すぐにお腹が空くことがある。

典 型的な例がインスタントヌードルである。
たとえば、カップ焼きそばのカロリーは1日の エネルギ−所要量の3分の1ほどもあるが、そのわりに栄養素は少ない。


これでは一時の 食欲は満たされて満腹になるとしても、栄養素が足りないために本当の満足感は得られな い。

カラダはお腹をいっぱいにすることを望んでいるのではなく、必要な栄養を求めてい るだけなのだ。

そこですぐにお腹が空き、お菓子類を間食するハメになる。

肥満への片道 切符だ。

そこで大切なのが、栄養ジャーナリストの丸元淑生さんが、近著「たたかわない ダイエット」でも強調していたN/Cレートという考え方である(Nは栄養価値のニュー トリエント・バリューの略で、Cはカロリーの略)。

食事にカロリー当たりどれくらいの 栄養素が含まれているかを示すモノサシだ。

タンパク質を例に、アップルパイと大豆モヤ シーを比べてみる。
アップルパイは100g当たり3l7キロカロリーでたんぱく質は2 g。1gのたんぱく質を摂るのに、150キロカロリー以上かかる。
茄でた大豆モヤシは 100g当たり48キロカロリーでタンパく質は4g。1gのタンパク質を摂るのに12 キロカロリーしかかからない。

つまり大豆モヤシの方がN/Cレートが高いのである。

大 切なのは相対的にカロリーが低く栄養価の高い物を選ぶこと。揚げ物などでカロリーをプ ラスしないように注意して献立を考えれば、N/Cレートは高くなる。これぞ食欲を満た す正しい食事の大原則なのだ。


食欲を正常に戻すメニューを考えた。ジャンプする。