身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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@夜型の生活は、時差ボケと同じ理屈で正常な食欲を狂わしてしまう。




昼と夜の1日2食。
しかも夕飯の時間帯は仕事次第で定まらず、深夜、ときとして夜明け に及ぶ。

そんな食事パターンの人は案外多いが、これでは太らない方がおかしい。

かため 喰いがダメなのはダイエットの常識。
食事量を一定にして、1日1〜5回に分けて食べて もらった実験では、1回で食べた人がいちばん太ったという、食事回数が少ないほど、一 度で元を取ろうとカラダは貪欲にエネルギーを溜め込むのだ。

さらに夜型に移行した食生 活が、追い打ちをかける。

ヒトは体内時計を持ち、1日約25時間の概日リズムで生活し ている。
体内時計の中枢は、視床下部にある視交叉上核(SCN)だ。

SCNは、同じ視 床下部にある満腹中枢や空腹中枢と連絡し、食事のリズムも作っている、夜行性のフクロ ウが夜食べるのも、リスが黄昏時になると猛然と食べ出すのも、SCNがあらかじめセッ トした時間割に従って空腹中枢を刺激するからだ。

またこのリズムの形成には脳内のヒス タミンも関わっている。
ヒトの時間割は本来、日中に食べるようにできている。それが不 定期な夜型になるとどうなるか。
飛行機で海外に行くと、SCNは正しく機能しているの に時間が昼夜逆転したりするので、カラダの方が混乱して時差ボケに陥る。
同様に食欲中 枢が影響され、結果食べ過ぎることもある。
そして食事が夜遅いと、摂取エネルギーが脂 肪に変わりやすいという事情もある。

夜間は、自律神経のうち副交感神経系が優位になり 、胃腸の活動が高まって消化吸収が良くなる。
つまり昼と同じエネルギーを摂取しても、 体内に貯蔵される可能性が高く、たとえ過食しなくても太りやすいということ。

1日3回 バランスの良い食事こそ、減量への王道なのだ。






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