身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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鶏肉





◆低カロリーで消化吸収がよく、中国ではとさかや足まで薬謄に使われる。




◆体力回復/肥満防止/美肌/動脈硬化予防




●鶏肉は、経済的な良質たんばく源


関西で「かしわ」とよばれる鶏肉は、くせがなく、たんぱく質が多く含まれています。
し かも値段が安いので、食べざかりの子どもの食事にすすめられる良質のたんぱく源です。

鶏肉はふつう雌のほうが味がよいとされていますが、ひな鶏にかぎっては逆で、雄のほう が珍重されます。
とくに生後100日前後の雄のひな鶏は、肉がやわらかく、昧もよいの で、水炊きなどに最適といえます。
ただしこれは、昔ふうに放し飼いにしていた場合のこ とで、現在市販されているのはほとんどがブロイラーですから、さしたる差はありません 。ブロイラーはあまり運動させずに育てるので、雄も雌も肉のやわらかさは変わらないの です。




●肉につやがあり、皮がみずみずしいものほど新鮮


鶏肉は、1羽まるごと買う機会はあまりありません。
もも肉、胸肉、ささみ、手羽先、手 羽元などに切り分けられているのが一般的です。

もも肉はうまみがあるので、から揚げや 煮物に、やわらかい胸肉はチキンソテーや蒸し鶏に使われます。

骨つきの手羽先、手羽元 は煮こみ料理やから揚げにむきますし、淡泊なささみはソテーや酒蒸しなどにするほか、 とりさしといって、生で刺し身で食べることもあります。

いずれの部位の肉も、ピンク色 でつややかなものが新鮮です。
皮がみずみずしく、脂肪がしまってもりあがっているのも 、判断の基準になるでしょう。逆に皮が黄ばんでつやがなく、肉の表面がかわいた感じの ものは、さけてください。




●消化がよく、病人食に,最適


鶏肉はとても消化吸収がよく、たんぱく質の消化吸収率は94.7%、脂質は97.1% という高い数値を示しています。

このため、昔から病人食にもよく使われてきました。牛 肉や豚肉にくらベ、脂肪の不飽和脂肪酸の割合が多いため、血管をじょうぶにし、動脈硬 化の予防に効果的です。




●肥満防止にはささみ、美肌には手羽先


皮には脂肪が多いのですが、反面、鶏肉じたいにはほとんど脂肪がありません。

とくにさ さみは、100g中にたんぱく質が24gも含まれているのに、脂肪はわずか0.7gし か含まれていない低カロリーの肉です。おまけに、ビタミンA、B1、B2なども含まれて いるので、ひじょうに栄養価が高い部位なのです。
このため、肥満ぎみの人、成人病の気 になる中高年者には、ささみが最適といえます。




●病気への抵抗カをつけ、動脈硬化を予防する


鶏肉の成分で見逃せないのがビタミンA。

これは牛肉、豚肉のほぼ10倍もあります。
も ちろん、レバーなどのほうがビタミンA含有量は圧倒的に多いのですが、レバーが苦手と いう人は、肉料理は鶏肉を材料にするとよいでしょう。

ビタミンAは目にいいビタミンと して有名ですが、ほかに感染に対する抵抗力をつけたり、の回復を早めたり、皮膚や粘膜 などを健康に保つ効果ももっています。
また、不飽和脂肪酸が多いのも特徴。これはよい 脂肪酸で、コレステロールを低下させるはたらきをもっていますから、動脈硬化などの予 防にもつながります。









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