身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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パパイア





◆(薬効)


消化促進・美肌




○パパイア科 

○特に旬はない 

○以前は輸入禁止の果物だった。別名「パパヤ」ともい う。




●ねっとりした舌ざわりと独特の甘さが特徴


数あるトロピカルフルーツの中でも、王様格といっていいでしょう。
原産はメキシコ、熱 帯、亜熱帯地域で広く栽培されています。
店頭に並んでいるのは、ほとんどハワイからの 輸入物です。

果肉は甘くやわらかで、酸味が少なく、多汁です。
ねっとりとしたなめらか な舌ざわりと、独特の甘い香りに特徴があります。
料理にとり入れたり、未熟なものを漬 け物にしたりもしますが、やはり2つ割りにした実を、スプーンですくって食べるのがい ちばんおいしいでしょう。

熟しすぎたものは、ミルクといっしょにジューサーにかけてパ パイアミルクにして飲むと、コクと香りのあるおいしいドリンクができます。




●パパイアは、夏向きのくだもの


年間を通して輸入されていますので、いつでも食べられますが、あえて旬をいうなら、や はり夏場です。
熱帯のくだものは、概して体を冷やす効果があるので、冬に食べるのには 向いていません。

熟さない実は緑色をしていますが、熟すにしたがって黄色くなります。 オレンジ色に染まってきたら、食べごろのサインです。
買う場合は、表面に傷のないもの、 形が大きすぎないものを選んでください。




●分解酵素パパインが肉の消化を助ける


成分としては、ビタミンA、Cが含まれていますが、なかでもCはミカンよりも多く、夏 場のCの補給にはうってつけです。

また、特筆すべき点は、パパインというたんぱく質分 解酵素を含んでいることでしょう。
肉料理には、前菜かサラダの形でパパイアをつけあわ せると、肉の消化を助けます。
肉や魚を食べすぎて、ちょっと胃がもたれるな、というよ うなときにも、パパイアを半分食べれば胃がすっきりします。
実際にパパイアは、消化剤 として使われているほどなのです。
ただし熟すほどに、パパインの含有量が減っていきま す。
オレンジ色に熟しきったものでは、ほとんど消化の効きめは期待できませんので注意 してください。

成分のパパインはビールの清澄剤や肉の軟化剤、皮のなめし液などにも利 用されています。
家庭でも、かたい肉をやわらかくするのにこの効果を利用できます。パ パイア果汁に2〜3時間ほど肉を漬けてから調理してみてください。
びっくりするほど肉 がやわらかくなり、おいしくいただけます。パパインの皮膚をなめらかにする働きを利用 して、果汁を洗顔液に使うこともできます。
脂性の肌の人の脂落としには、うってつけと いえるでしょう。
果汁を顔に塗って、3〜5分たったら、ぬるま湯できれいに洗い流しま す。これを毎晩つづけると、肌の脂がとれて、なめらかになってきます。

ただし肌の弱い 人や、乾燥肌の人には強すぎますので、くれぐれも注意が肝心です。









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