伊那街道を歩こうC

 「伊那街道を歩こう!」の4回目、I〜Kまでの石造物です。

I副川馬頭観音  場所の地図

県道32号線を歩いていくと、小高い場所に馬頭観音が建っている。その上に道祖神もあるが、当時はこの位置を伊那街道が通っていたと思われる。(新城市のHP・鳳来北西部の歴史遺産より)

J副川石造物  場所の地図

伊那街道の道下に、子安観音【年代不明】2体 馬頭観音【大正10(1923)年】が建っている。以前はこの石造物の横辺りを伊那街道が通っていたようである。 子安観音は、安産や幼児の成長を守護する観世音菩薩である。 副川地区では、身籠ると安産祈願をした。そして、無事出産後は白い晒で抱いている子供に涎掛けをかけていた。(新城市のHP・鳳来北西部の歴史遺産より)

   

H塚島石造物  場所の地図

馬頭観音群、馬頭観音板碑(大正末期)、仙台石製である。仙台石は、稲井石とも呼ばれ、宮城県石巻市内の井内地内で採掘される名石。主に石碑として使用される。明治中期から昭和まで利用されてきたが、平成からは外国石材にとってかわられたため、使用されなくなってきた。この石造物の右隣には、釣月寺の準四国八十八ヶ所弘法の一つである「手引き弘法」が建っている。(新城市のHP・鳳来北西部の歴史遺産より)

≪令和7(2025)年10月20日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和7年10月25日(土):第5224号】