伊那街道を歩こうB

 「伊那街道を歩こう!」の3回目、F〜Hまでの石造物です。

F大石石造物  場所の地図

薬師如来【天明3卯11月吉日(1783)】
角柱型青面金剛像【大正6年(1917)】
馬頭観音【明治5年(1872)】
馬頭観音【昭和22年(1947)7月吉日】
妙法塔【文化5年(1808)】
納経塔【文化5年(1868)】
これらの碑より100m程北に一基だけ建っています。
徳住名号碑【文政8年(1825)】(新城市のHP・鳳来北西部の歴史遺産より)

G大石停留所道標  場所の地図

地名の由来となった「大石」から伊那街道に入って300mほど北上すると、左に「大石停留所道」と刻まれた道標がある。そこから細い道を進むと県道32号線に出る。ここは田口線三河大石駅だった場所で、現在は鳳来大石バス停がある。この付近の人が、三河大石駅のことを「大石停留所」と呼んでいたことからこの道標が「大石停留所」となった。(新城市のHP・鳳来北西部の歴史遺産より)

H山寺観音道道標  場所の地図

文化12(1815)年に建てられた道標である。ここを山側に向かって上って行くと、自然石でつくられた摩崖仏(山寺観音)がある。ここは、浄土宗の和尚徳住上人が多くの弟子を連れて千日行を行った場所でもある。上人が、音連の滝(おとずれのたき)をながめながら座禅を行った場所や名号碑がある。また、山寺が存在していたことから石垣なども残る。(新城市のHP・鳳来北西部の歴史遺産より)

≪令和7(2025)年10月20日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和7年10月24日(金):第5223号】