墨跡№90-【南山起雲北山雨】
墨跡第90回目は、令和7年6月に掲載されている、方広寺派管長・安永祖堂老師の「南山起雲北山雨(なんざんにくもをおこしほくさんにあめ)」です。
大意は、『南山に雲が起これば北山に雨が降るように、一方がはたらきを起こせば、もう一方もそれに応える。阿吽の呼吸のよる絶妙な作用。また、師のはたらきかけに対し、弟子が間髪を入れずに応答する見事さにもたとえられる。』(写真・大意ともに、日本の心 禅宗各派管長・師家 墨跡 株式会社・千眞工藝 より)
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釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和7年6月2日(月):第5095号】