現代文学大系53-菊池寛・廣津和郎集-
文学全集の53冊目は、菊池寛(きくちかん)・廣津和郎(ひろつかずお)集です。
菊池寛は、大正から昭和戦前に活躍した小説家・劇作家です。文芸家協会の設立に尽力し、芥川賞・直木賞の制定に貢献しました。
廣津和郎は、大正から昭和に活躍した、小説家、文芸評論家です。
二人ともわかりやすい文章で、他の作品もよみたくなりました。菊池寛は、この巻に収録されているものは、歴史小説と戯曲が多く、どれも楽しく読み進めることができました。廣津和男の収録物は、私小説が3点だけで、作家の評論が中心でした。わかりやすい文章だったので、他の小説もよんでみたくなりました。
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和6年11月22日(金):第4921号】