墨跡№74-【楓葉経霜紅】
墨跡第74回目は、南禅寺派管長・中村文峰老師の「楓葉経霜紅(ふうようしもをへてくれないなり)」です。 大意は、『晩秋にもなると、昼夜の寒暖の差が激しい気候が続き、紅葉は一段と鮮やかになる。人もまた、人生のさまざまな苦労を経験し、それを耐えしのぐことで、より一層人格に深みが増すのである。』(写真・大意ともに、日本の心 禅宗各派管長・師家 墨跡 株式会社・千眞工藝 より)
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和6年11月3日(日):第4905号】