墨跡№71-【雨過夜塘秋水深】
墨跡第71回目は、建仁寺派管長・小堀泰巖老師の「雨過夜塘秋水深(あめすぎてやとうしゅうすいふかし)」です。 大意は、『長い雨が通り過ぎて、満々と水を湛えた溜池が秋の闇夜に沈む情景。真実の教えを理解できる人は少ないが、溜池に満たされた水を見ただけで、無心の世界の孤高なさまを感じとらなければならない。』(写真・大意ともに、日本の心 禅宗各派管長・師家 墨跡 株式会社・千眞工藝 より)
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和6年10月9日(水):第4882号】