墨跡№70-【独坐大雄峰】

 墨跡第70回目は、永源寺派管長・道前慈明老師の「独坐大雄峰(どくざだいゆうほう))」です。
 大意は、『大雄峰にひとり坐す。これいじょうに尊く、すばらしいことがあるだろうか。無限の時間と無限の空間の中にある「今」「ここ」という一点から、生かされていることの有難さに感激させられる。このような思いを秘めて、紅葉の名所でもある永源寺を拝山していただきたい。』(写真・大意ともに、日本の心 禅宗各派管長・師家 墨跡 株式会社・千眞工藝 より)

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和6年10月6日(日):第4880号】