墨跡№68-【寒蝉抱枯木】

 墨跡第68回目は、永源寺派第12代管長・篠原大雄老師の「寒蝉抱枯木(かんせんこぼくをいだく)」です。
 大意は、『やがて死ぬ蝉が、只一途に鳴きつくす有様。命の尊さを偲ぶ、無心のひと時が人の無常に迫る。』(写真・大意ともに、日本の心 禅宗各派管長・師家 墨跡 株式会社・千眞工藝 より)

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和6年9月16日(月):第4862号】