墨跡№61-【洗塵】

 墨跡第61回目は、令和6年8月に掲載されている、永源寺派管長・道前慈明老師の「洗塵(ちりをあらう)」です。
 大意は、『「洗塵」とは旅人を迎える宴を云う。禅門では、洗う事が塵を造り出す。本来清浄にして一塵だに受けざるを、あやまって掃除せんと欲すれば却って是れ塵。』(写真・大意ともに、日本の心 禅宗各派管長・師家 墨跡 株式会社・千眞工藝 より)

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和6年8月2日(金):第4824号】