墨跡№59-【風送鐘声来】
墨跡第59回目は、国泰寺派管長・澤大道老師の「風送鐘声来(かぜしょうせいをおくりきたる)」です。 大意は、『古寺の鐘声が聞こえてくる山中の幽寂な情景。この現実そのままが悟りの妙景であり、真実の響きである。耳ではなく全身心をゆるがす天地いっぱいの音として受け止めたい。』(写真・大意ともに、日本の心 禅宗各派管長・師家 墨跡 株式会社・千眞工藝 より)
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和6年7月11日(木):第4805号】