白糸の滝Dーお鬢水(おびんみず)ー 場所の地図
「白糸の滝」と富士山が一望できる展望台からすぐの所に「お鬢水」という美しい小さな池があります。
「お鬢水」は、「鬢撫水(びんなでみず)」とも呼ばれ、白糸の滝の崖上にあります。湧水が池となったものであり、その水は白糸の滝の一部として流れ落ちています。いわれは、鎌倉時代、将軍源頼朝が「富士の巻狩」を行った際、頼朝が白糸の滝の上にある岩穴の湧水で、鬢のほつれを直しました。それからのち、この湧き水を「お鬢水」と呼ぶようになったとのことです。巻狩は、単に狩猟を楽しむだけのものではなく、武術の訓練を目的とした催しで、東国武士の力を京都の公家達に認めさせる大軍事演習ともいえるものだったようです。
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≪令和6(2024)年5月14日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和6年5月28日(火):第4766号】