墨跡№42-【梅是百花魁】

 墨跡第42回目は、黄檗宗(萬福寺)派管長・近藤博道老師の「梅是百花魁(うめはこれひゃっかのさきがけ)」です。
 大意は、『梅は寒苦に耐えて一早く咲き、香りを漂わせる。その美しさと奥ゆかしさに心をうたれる。人間も忍耐強く己を律していると、梅の香りの如く自然に伝わるのである。』(写真・大意ともに、日本の心 禅宗各派管長・師家 墨跡 株式会社・千眞工藝 より)

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和6年2月23日(金):第4678号】