家紋㉗-「丸に根笹」紋

 笹・竹はイネ科タケ亜科の植物で一般的に大型のものを竹、小型のものを笹と呼ぶ。神代より神聖な植物とされ、現代でも神事に使われるように瑞祥的な意義で家紋とされた。また、皇族を「竹の園生」と表現されるように神事と朝廷に因む家紋といえる。(家紋のいろはより)
 「笹・竹」紋は、130種類以上あるようですが、檀家様で用いられているのは、笹紋の中で、最も一般的な、「丸に根笹」紋です。

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年10月14日(土):第4550号】