墨跡№23-【吟風一様松(かぜにぎんすいちようのまつ)】
墨跡第23回目は、黄檗宗(満福寺)管長・近藤搏道老師の「吟風一様松」です。 大意は、「爽やかな秋の風に吹かれ、松はすべて同じように枝を鳴らしている。白隠禅師をして、「見易く透り難し」、見た目には美しいが、そこに詠み込まれた悟りの境地には近づき難いと言わしめた語句である。」(写真・大意ともに、日本の心 禅宗各派管長・師家 墨跡 株式会社・千眞工藝 より)
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年9月7日(木):第4516号】