墨跡№20-【水漫々】

 墨跡第20回目は、東福寺派管長・原田融道老師の「水漫々(みずまんまん)」です。
 大意は、「夏の青空の下、湖水はひとときも休むことなく流れ続け、やがていっぱいに満ちていく。何時しか忘我の世界に入り、悠々としている自分にきづくことがある。満ち溢れた水は、やがて悲しみを洗い流し、悦びをも洗ってくれる。」(写真・大意ともに、日本の心 禅宗各派管長・師家 墨跡 株式会社・千眞工藝 より)

 

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年8月13日(日):第4491号】