家紋⑲-「丸に三つ柏」紋
「柏」紋は100種類以上あるようですが、檀家様で使われているのは、「丸に三つ柏」紋です。
柏の葉は古代より神の供物を盛るための器として用いられていたため神聖視された。また、春の新芽が出るまで葉を落とさないことから「代が途切れない、家が続く」として公家、武家に愛され、信仰的な意味と子孫繁栄の願いから家紋として用いられるようになった。
丸に三つ柏紋は、『三つ柏』を描いて、その周りを通常の太さの丸で囲う。柏紋の中でも最も多く使用されており全体の80%を占めている。(家紋のいろはより)
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年8月4日(金):第4482号】