家紋⑱-「梅鉢」紋
梅は早春に香り高く咲く白い花と風雅にとんだ樹姿が日本人に愛好され、また、吉祥の植物として古代より重用された。この梅の花を写実的にかたどったのが梅紋で、家紋としては天満宮が神紋としたことが始まりとされる。梅紋は大きく分けると梅花紋と梅鉢紋に大別されるが、多く用いられたのは梅鉢紋のほうである。(家紋のいろはより)
梅鉢紋は、花弁をそれぞれ独立した円で表現して梅の花を描く。全国の多くの天満宮で神紋とされている。(家紋のいろはより)
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年7月30日(日):第4477号】