家紋⑮-鞠挟みに橘

 鞠鋏みは蹴鞠(けまり)に用いられる鞠を形が崩れないように保管するための道具。素材は板状で紋系ほど鋭く尖ってはいないが、形状の面白さから尚美的な意義で家紋となった。また、中心の円部分に他の家紋を描くことも多い。(家紋のいろはより)
 檀家様の「鞠挟み」紋は、中央部分に「橘」紋が描かれています。

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年7月13日(木):第4460号】