家紋H−左三つ巴・丸に左三つ巴
檀家様でそれなりに多い家紋の一つが「左三つ巴」紋です。
巴(ともえ)紋は96種類ほどあり、その代表的なものが、「左三つ巴」紋と「丸に左三つ巴」紋です。檀家様にも丸のつかない家と丸のつく家の両方があります。左三つ巴紋は、勾玉上の三つの巴を寄せて左向きに渦を描くように描かれます。巴紋とは、縄文遺跡にもみられる非常に古い文様で、雷神が背負う太鼓にも描かれるように雷鳴を表しています。
歴史上最初に登場する家紋で、公家、武家の家紋の他に神社の神紋など非常に多く使用されています。(家紋のいろはより)
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年5月6日(土):第4392号】