毛越寺  場所の地図

 天台宗別格本山・毛越寺は山号を医王山といい、嘉祥3(850)年に開かれました。平安時代後期に奥州藤原氏が金堂円隆寺、嘉祥寺など壮大な伽藍(がらん)を造営し、その規模は堂塔四十、僧坊五百を数え、わが国無二の霊地と称されました。 その後度重なる災禍に当時の伽藍は惜しくも焼失しましたが、現在大泉が池を中心とする「浄土庭園」と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で保存されており、国より特別史跡、特別名勝の二重指定を、また世界文化遺産の指定も受けています。

芭蕉句碑「夏草や兵どもが夢の跡」 本堂 南大門跡
大泉ヶ池 開山堂 金堂円骼寳ユ
遣水(やりみず) 洲浜 朱印
≪令和4(2022)年11月10日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年3月19日(日):第4344号】