円通院 場所の地図
瑞巌寺の南側にある名刹・円通院は、臨済宗妙心寺派の寺院で、本尊は聖観音です。紅葉の名所として有名です。
伊達政宗の嫡孫の菩提寺として、正保4(1647)年に三慧殿(さんけいでん)が建立され開山されました。本堂の大悲亭は江戸納涼の亭として使われていた建物を解体移築されたもので、寄棟造萱葺で禅寺らしい落ち着いたたたずまいをしています。山門は開山と同時に建てられたと考えられ、萱葺(かやぶき)で一間一戸の薬医門です。本堂と共に松島町指定文化財となっています。
境内の庭には約350年前に造られた心字の池を中心とし石庭があります。秋には紅葉ライトアップがされ、幻想的なお寺の中に色鮮やかな紅葉の赤色が華やかさを与えます。庭は、江戸時代の日本を代表する作庭家、小堀遠州の作といわれております。
山門 | 石庭 | 美しい紅葉 |
三慧殿 | 三慧殿内宮殿型厨子 | 洞窟群 |
禅林 瞑想の庭 | 本堂 大非亭 | 朱印 |
≪令和4(2022)年11月9日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年3月13日(月):第4338号】