瑞巌寺・五大堂  場所の地図

  「五大堂」は、瑞巌寺に所属するお堂で、828年、五大明王像を安置したて建てられたためその名があります。現在の建物は、1604年、伊達政宗によって建てられたものであり、東北最古の桃山建築として、松島の代表的観光スポットとなっています。 大聖不動明王をはじめとする五大明王像は、33年に1度開帳されます。朱塗りの橋を渡って見えるのは、宝形造、本瓦葺のお堂で、桃山建築の粋を集めた姿が魅力で、蟇股(かえるまた)には、各方位に施された十二支の彫刻が見られ、周囲を回って観賞するのも観光の醍醐味となっています。今年の干支でもあり、私の干支でもある兎を画像に収めてきました。

≪令和4(2022)年11月9日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年3月9日(木):第4335号】