仙台・瑞鳳殿  場所の地図

 瑞鳳殿は、寛永13(1636)年、70歳で生涯を閉じた仙台藩祖伊達政宗公の遺命により、その翌年に造営された霊屋(おたまや)です。瑞鳳殿は、本殿、拝殿、御供所、涅槃門からなり、桃山文化の遺風を伝える豪華絢爛な廟建築として、昭和6(1931)年、国宝に指定されましたが、昭和20(1945)年の戦災で焼失しました。現在の建物は規模、装飾ともに、焼失以前の瑞鳳殿を範とし、昭和54(1979)年に再建されたものです。
 見学に訪れた日、修復作業等が行われていたため、普段は見ることができない政宗公の尊像を見ることができました。

瑞鳳殿入口 涅槃門 拝殿
唐門 殉死者供養塔 瑞鳳殿
絢爛豪華な瑞鳳殿の彫刻等 政宗公の尊像
≪令和4(2022)年11月8日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年2月25日(土):第4324号】