福釜松平と箕輪・高棚の社寺めぐりB
07 杉浦源右衛門銅像 場所の地図
宝泉院の東北の一角に杉浦源右衛門(1844〜1917)の銅像があります。鍬下年期(開墾地等の土地の免租期間)を延長する運動の中心となり、政府機関に働きかけ、明治34(1901)年、50年の延長に成功しました。愛知県議会議員、福釜村長などを歴任しました。【令和4年1月17日(月):第3928号】でも紹介しています。
≪令和5(2023)年1月20日撮影≫ |
08 西岸寺 場所の地図
この寺は、真宗大谷派で寺号を松林山西岸寺と称し、延徳元(1489)年に創建されたと伝えられています。本尊は木造阿弥陀如来立像で、寛文7(1667)年本山より授けられたものです。室町時代の絵画、絹本著色方便法身尊像(市指定)も所蔵しています。
≪令和5(2023)年1月20日撮影≫ |
09 松平了観夫妻の像 場所の地図
松林了観(1862〜1932)は、西岸寺の住職をするかたわら、農村青年の風紀改善と資質向上のために青藍夜学舎を造りました。自ら農業に携わり、女子教育や幼稚園の開園、産業組合の設立にも尽力しています。明治22(1889)年本堂にて青藍補修夜学校を開設、その後校舎も落成、大正7(1918)年まで続けられました。松林了観夫妻の石像が境内にあります。
≪令和5(2023)年1月20日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年2月10日(金):第4309号】