福釜松平と箕輪・高棚の社寺めぐりA

04 箕輪神明神社  場所の地図

 この神社は、永禄12(1569)年に創建されたと伝えられています。現在、大祭は毎年10月の最終日曜日に行われています。なお、神社には、銭を貼り付けて塔を描いた「銭塔(せんとう)」が奉納されており、市内で確認されている絵馬のうちで最も古い元禄12(1699)年の銘文が記されています。

≪令和5(2023)年1月7日撮影≫

05 福釜神明神社  場所の地図

 この神社は、延宝4年(1676)年の棟札の裏書によると、永正13(1516)年に伊勢神宮からの勧請で創建されたと記されています。神社に保存されている相撲土俵四本柱は、江戸時代の勧進相撲の土俵上で組み立てられる櫓で、建てるには江戸角刀元締の許可が必要でした。全国的にも少なく貴重なもので、市指定の文化財になっています。

≪令和5(2023)年1月20日撮影≫

06 宝泉院  場所の地図

 この寺は、浄土宗の寺として開かれ「清流山宝泉院良心寺」といいます。福釜松平氏の初代城主が永正12(1515)年に創建し、松平家の菩提寺となっています。江戸時代の絵画、絹本著色福釜松平三代(市指定)を有する寺です。本堂の左脇には天神社があります。

≪令和5(2023)年1月20日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年2月8日(水):第4307号】