東海道と鎌倉街道めぐりE

16 専超寺  場所の地図

  この寺は、山号を高瀬山という真宗大谷派の寺です。安永8(1779)年に再建された本堂をはじめ、山門・鐘楼・経蔵など江戸時代後期の真宗寺院伽藍がよく残っています。境内には樹齢300年前後と推定されるケヤキ(市指定、周囲3.3m樹高19.5m)があります。

≪令和4(2022)年11月7日撮影≫

17 西方寺  場所の地図

 この寺は、八幡山西方寺といい真宗大谷派の寺です。創始は寛文3(1663)年で現在の本堂は天明4(1784)年に再建されました。市指定保護樹木のクロマツ(周囲2.05m)が庭野中程にあります。

≪令和4(2022)年11月7日撮影≫

18 不乗森(のらずのもり)神社  場所の地図

 この神社は、安和年間(968〜970)に近江国坂本(滋賀県大津市9の日吉神社より勧請したと伝わります。境内北を鎌倉街道が通り、通行の際は下馬し拝礼するのを例としたとされたことから、「駄野森(のらぬのもり)」ともいいました。湯立神事(市指定)は、毎年3月9日に新年祭とあわせて行われています。神社裏の鎌倉街道沿いに、梅泉庵芳水が詠んだ「歌碑」があります。 

≪令和4(2022)年11月7日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年1月22日(日):第4290号】