東海道と鎌倉街道めぐりC

10 一里塚跡  場所の地図

  慶長9(1604)年、全国の街道に一里(約4km)塚が設置されました。塚は、約9m四方の土地に4m程の土盛りし、松や榎を植えて目印にしたものです。 旅人はこれを目安にして旅をしました。安城市内には熊野神社の南西の一角に石碑があります。

≪令和4(2022)年10月27日撮影≫

11 開拓記念碑  場所の地図

 明治以来の志貴小学校区から豊田・岡崎方面の開拓地は、第二次世界大戦が熾烈を極めていたころ、一時飛行場として使われました。
  戦後は再び開拓され水田になりました。海軍航空隊の防空監視塔は、耕地開発事業の記念碑として、橋目町の市営墓地の一角に移されました。

≪令和4(2022)年10月27日撮影≫

12 火の見櫓  場所の地図

 江戸時代に誕生した火の見櫓は、地域防災のシンボルとして近年までどの町内でも見ることができました。浜屋の火の見櫓は、昭和28(1953)年に建てられたもので、安城市内では現存唯一の火の見櫓です。かつては永安寺の敷地内にありましたが、昭和56(1981)年に現在地に移設されました。見張台は二つあり、上段が円形、下段が張り出し式のもので、どちらにも半鐘が付いています。

≪令和4(2022)年10月27日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年1月13日(金):第4279号】