今月の墨跡№1-【寿山青不老】
当山が所蔵する掛軸等で紹介できるものはほぼ終了したため、令和5年からは、臨済宗本山の老師たちの墨跡が紹介されているカレンダーから、その墨跡と禅語を紹介していきます。
第1回目は、天竜寺派管長・佐々木容道老師の「寿山青不老(じゅざんあおおいず)です。
大意は、「寿山は中国西安に位置する山脈の一部で、富士山に匹敵する偉容を誇っている。そのいつまでも変わることのない木々の緑に感嘆し、転じて齢(よわい)を重ねながらも長い間変わらない壮健さを讃えている。」(写真・大意ともに、日本の心 禅宗各派管長・師家 墨跡 株式会社・千眞工藝 より)
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年1月12日(木):第4280号】