東海道と鎌倉街道めぐりA

04 柴田助太夫墓碑  場所の地図

 浜屋町北屋敷の共同墓地の一角にあります。墓石は花崗岩の自然石でできています。
 柴田助太夫は、大浜茶屋村の庄屋でしたが、延宝5(1677)年刑死したことがわかっています。処刑の理由は、助郷(宿駅の必要に応じて人馬を負担する制度)の免除を申し出たためといわれています。天保12(1841)年に幕府から助郷を命じられたとき、この村は、このことを根拠に免除を願い出て認められています。助郷が制度化されたのは元禄以降であるため疑問もありますが、いずれにしても村のために命をなげうった義民として助太夫は顕彰されてきました。

≪令和4(2022)年10月27日撮影≫

05 明治天皇記念碑  場所の地図

 宇頭茶屋町大浜屋敷には、明治元(1868)年から11(1878)年にかけて4回、明治天皇が旅の途中に休憩されました。その場所に「明治天皇御駐蹕之所」の碑が建っています。

≪令和4(2022)年10月27日撮影≫

06 妙教寺  場所の地図

 室町時代の彫刻、木造釈迦如来・多宝如来坐像附厨子を有する寺です。

≪令和4(2022)年10月27日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和5年1月9日(月):第4277号】