安城八景

 安城市教育委員会から出ている「歴史の散歩道」シリーズの4種類めの「アンフォーレ・ウォーク・ガイドマップ」には、第4部の「安城八景を歩く」で、八景について、次のように詳しく紹介されています。
 安城八景とは、現安城町東尾地区に生まれた俳人仙風舎柳月(本名:鈴木平兵衛)が、自身の80歳を記念して選定した安城が原の原風景のこと。選定された昭和7(1932)年ころの安城は、既に日本デンマークとして急速に発展した後で、柳月は自身がまだ若かった杜氏の、開発前の風景の記憶をもとに句を読み、画を残した。
 句碑第1号として、日本デンマークの象徴的な建物のひとつである安城町農会館・碧海郡農会館の前に、門人たち(中碧社、嘉の恵会)が中心となって「花木野趣」碑が建立され、昭和11(1936)年6月14日に盛大な除幕式が開催された。(文章・写真ともガイドマップより)
 明日以降、順次8景を紹介します。

仙風舎柳月

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和4年12月3日(土):第4240号】